未就学児への読み聞かせに。マイナーだけどとっておきの、おもしろ絵本。有名絵本を読み終わった人向け。

せとかママ

現在5歳の息子用に、読み聞かせよう絵本を2週間に一回、15冊づつ借りて数年たちました。

有名ではないけれど、この本はすごい!面白い!と唸ってしまう本を、書いてみます。

ネットで、あるテーマやランキングを調べた時に全然出てこなかったり、図書館や本屋さんのメインの棚に置かれていないことを「マイナー」「有名ではない」と表現しています。

この記事を読んでいるということは読み聞かせに熱心な方だと思うので、王道(と思われる)のくもん推薦図書を除いています。

冒険心をくすぐられる絵本

「冒険」というテーマでは、右に出るものはないと感じる素晴らしい絵本で、始めて読んだ時は感動しました。

絵が素敵で、驚くほどよく作りこまれている本です。「ジャーニー」「クエスト」「リターン」の3部作。

2作目「クエスト」のリンクを見つけられませんでした..。2作目が特に面白いです!

女の子が魔法のマーカーを使って異世界で冒険するお話。3作目で完結します。
最大の特徴は「文字がない絵本」であること。文字がなくても大人も夢中になる面白すぎる絵本です。
読むことが苦手な子も、自分で「これはこうなってるからこうなる…」と説明したくなること間違いなし。


次のおすすめ。

せとかママ

イバラードの旅は、異世界へ訪れる様子が淡々と書かれている本です。本当にこんな国があるかも、と思ってしまう書き方で魅せられます。

作者の井上直久さんは、ジブリ映画「耳をすませば」の背景美術を手がけた方というのを、読み終わった後に知りました。素敵なわけだ…。

子供が途中で飽きない教養絵本

「しぜんにタッチ!」というシリーズです。わかりやすい説明で良いです!

せとかママ

これを見つけるまでは、福音館の「かがくのとも」が幼児用サイエンス絵本で最も優れていると思っていました。

でも、こっちのが「教えられてる感」がないし、フォントも工夫されていて、子供がくいつくんです。

身近な食材や生物、自然について多く取り扱っていて、子供が飽きずに理解できる写真絵本です。

食べ物などを写真で説明する絵本は、基本的に小学3年~のものが多く読み聞かせに向いていないんですが、こちらは幼児に最適です!

「しぜんにタッチ!」には他にこんなものがあります。身近なものが題材で、良い!すごく良い!

はちみつができるまで
おこめができた!
へんしんおたまじゃくし
のりができるまで
いえができるまで
ひなにんぎょうができるまで
あげはのへんしん
りんごみのった
たけのこなんのこ

せとかママ

最近は「りんごみのった」読みましたけど、りんごが実る過程がわかりやすく書かれていて息子と「へぇ~!」と盛り上がりました。

かわいらしい絵探し&迷路絵本

せとかママ

ウォーリーを探せを筆頭に、探す系の絵本は見てるとけっこう目が疲れます…(年っていうのもある)。こちらの本はかわいくて癒されて、もっと見たい!となる絵本です。

3部作でどれもかわいいですが、個人的には↓の「海底の旅」が一番おすすめ!

読んでいて親も楽しめる不思議な物語

クリス・ヴァン・オールズバーグの絵本は「急行 北極号」が有名ですが、他の本も唯一無二の世界観で素敵です。

ストーリーも不思議で惹きつけられますけど、絵も負けず劣らず魅力的です。一見ホラーっぽいんですけどね。

リンクがなかったのですが、「まさ夢いちじく」よかったです。最後ページの意味を子供と話し合うのも楽しいです。

↓も良かったです。

せとかママ

以上が、私と息子が読んでいて盛り上がったオススメの絵本です。
また面白い本があったらどんどん追記していきます。