2歳5か月の息子に対して、おうち英語を始めて1ヵ月がたちました。
2歳男の子の「おうち英語」やることリスト!まずは「英語かけ流し」と「英語動画視聴」から始めよう。とにかく、この1ヵ月は英語の絵本選びに苦戦しました…。
今回は、この1カ月の間に行った下記のことを書いていきたいと思います。
- 息子用の英語絵本を決定するまでの流れ
- 私がお勧めする英語絵本
- 英語絵本に興味を持たない息子に行ったこと
2歳5か月の息子に読み聞かせするための英語絵本を決定するまで
結論から言うと、「オックスフォードリーディングツリー」を使おうと決断するまで1ヵ月かかりました。
その間に知った英語絵本の現状を書いていきます。
苦戦した英語絵本選び
日本で英語絵本を入手することは(具体的には、欲しいレベルに見合う、子供の趣向に沿う絵本を選ぶこと)とても難しいということがわかりました。
理由は下記です。
- 日本の書店や図書館ではほとんど置いていない。あっても値段が高い(1冊2000円は普通)。
- 中身がわからないオンラインでは、子供のレベルに見合ったものを選ぶことができない。
【1について】
都内で英語絵本が一番多く置いてあるらしいと言われる洋書専門店「Books Kinokuniya Tokyo」に行きました。確かにワンフロア全て洋書ですが、絵本の少ないこと少ないこと!
一見多く見えるのです。しかし、「英語を始めて学ぶ子供用」かつ「息子の趣向に沿うもの」となると、無いに等しいのです。
洋書専門店でこれですから、地元の図書館なんて話にすらなりません…。
【2について】
本屋と図書館は諦め、残るはネットでの購入です。これがまた難しい!著作権の問題で絵本の中身がほぼわからない状態で購入しなければなりません。
メルカリでも購入しましたが、結局レベルが少し高くて難しいものばかり…。
この1ヵ月で私が入手した英語絵本たち
私が購入したORT以外の絵本です。中古もあります。
ワクワクしながらも開いてみると、ほんとの英語初心者には難しいものばかりでした。(この時の息子はhelloさえも知らないレベル)
使えたのは、左上のタイヤ付の絵本3冊と、書店で購入した左下2冊(JUNGLE、THINGS THAT GO!)の絵本だけでした。 文章ではなく単語のみ書かれている本です。
最終的に1番良いと思った英語絵本
Oxford Reading Tree(以降ORT) です。本当にお勧めです。これが無かったらきっとおうち英語を諦めていたと思います。
ORTはイギリスで小学校の教科書として使用されているものです。文字自体書かれていない赤ちゃんレベルから細か~くレベル別に分けられています。
こちらを見ると絵本の中身を少しだけ見ることができます。
前回の記事に書きましたが、私はお試しでレベル1+(1ページにつき英語1行)6冊入りのみ購入後、息子の反応を見てからアマゾンで箱買いしてしまいました!!↓買って本当に良かった。
入っているものは下図の黒線で囲んだStege1+~Stage3までです。CD付きです。
具体的な中身は下記です。1パックにつき6冊入っていので、全部で72冊です。
ORTに興味を持たない息子に、これをしたら読むようになった!
何にでも興味を示してくれるなら問題ないのですが、実際そう簡単には行きません。
息子の好みは下記のようにはっきりしています。
- のりもの、働く車が大好き
- 動物(人間を含む生き物)に興味がない
ですので、「キッパー家という家族の日常」を描いたORTにも最初は興味を示しませんでした。そこで下記の行動をとったところ、少しずつ興味を示すようになったのです。
- 日本の絵本を図書館に全て返却し、絵本の選択肢を少なくする。自然に英語の本しかない状態にする。
- 絵本の中の乗り物だけに注目し「あ!自転車だ!」とか「この乗り方すごいね~」など、興味をひく。
- キッパー家の末っ子を「息子」に置き換え、息子の名前に変えて読む。「あ、○○君(息子の名前)がこんなことしてる!」。父親と母親も、私と主人に置き換えて読む。
- 登場人物の言動をまんま真似して息子を笑わせる。たとえば「Oh,no!!」とあったら、大げさに真似をして笑わせる。
上記を「やっぱり読まないよね~」と半分諦め状態で続けたところ、徐々に興味を示すようになり、開始から2週間ほどたった時、自分から「これ読んで!」と持ってくるようになりました。
今では一日5冊~10冊は進んで読んで~とくるようになりました!そこで「よっしゃ!」とばかりに先ほど紹介したORTの箱買いをしました^^
※追記
ORT購入から、約半年後の息子3歳2か月のいまの状況をお話します。
毎晩「読みたい本3冊持ってきな~」と言って自由に絵本を選ばせますが、日本語の絵本と混ぜてORTを持ってきます。
息子の中では日本語でも英語でも同じ「大好きな絵本」のようです。
なぜこのようになったかというと、下記のことを言わなかったからだと思っています。
- 「この英語の本(ORT)読もうよ!」
- ORTの絵本を読みながら息子が英語で何か言った時、英語を言えたことを褒める
つまり、英語を特別視するようなことを言わないことです。
>> ORTでじわじわ英語レベルを上げることがわかる記事を読む
ORTのレベル1+~3を比較!じわじわ文字量が増えて、レベルUPしても負担になりにくいよ。英語絵本をどのように読み聞かせしているか
こちら↓の育児本の通りに行っています。おうち英語を行っている方のほとんどが知っているといっても過言ではない、タエさんの書籍です。
詳しく話すと本のネタばれになりそうなので書けませんが、私にはなかった発想というかルールで「なるほど!!!」と思いました。
やっぱり、バイリンガルを育てる方というのは自分なりのルールを設けて忠実に従っているんだなと思いました。
まとめ
はい、今日は2歳5か月の息子用の英語絵本について書きました。
まとめますと、
- 英語絵本は、選ぶことがとても難しい。
- 英語超初心者には、少しずつレベルを上げられるオックスフォードリーディングツリーがお勧め。
- 英語絵本に興味を示さない場合は、絵本の選択肢を少なくしたり、興味をひくように工夫し、じっくり時間をかけて興味を持たせる。
日本語と同じように英語の絵本を読むことを息子にとって「普通のこと」にすることが、最近の私の目標です^^
>> ORTでじわじわ英語レベルを上げることがわかる記事を読む
ORTのレベル1+~3を比較!じわじわ文字量が増えて、レベルUPしても負担になりにくいよ。